平成26年1月30日（木）に宮崎市で行われた宮崎県木材協同組合連合会主催の『平成25年度木造住宅セミナー』の様子を取材しました。 このセミナーは木造建築に携わる方々を対象として行われ、今年度は、山辺構造設計事務所の山辺豊彦氏と宮崎県木材利用技術センターの荒武志朗氏を迎えて行われました。 最初に宮崎県木材協同組合連合会の原田副会長が挨拶されました。 次に、山辺豊彦氏が「実務に役立つ木構造の基礎知識」として題してセミナーを行いました。 山辺豊彦氏は1946年石川県生まれ。1969年法政大学工学部建設工学科卒業後、青木繁研究室を経て、1978年に山辺構造設計事務所設立され、現在は構造設計、講演活動や執筆などに活躍されています。 受講者からの質問に資料を使って説明されていました。 荒武志朗氏は「みやざきスギの特性について」として題してセミナーを行いました。

山辺豊彦氏 プロフィール

【経歴】 1946年 石川県生まれ 1969年 法政大学工学部建設工学科建築専攻 卒業、青木繁研究室 入所 1978年 山辺構造設計事務所 設立 NPO緑の列島ネットワーク 理事、日本建築構造技術者協会 企画会務委員長 【主な作品】 西脇市多目的体育館、碧南市多目的体育館、我孫子市立鳥の博物館、西鹿児島駅東口再開発ビル、公団亀有再開発ビル、大森東１丁目団地、各種改修・補強工事、各種文化財保存修理など多数。 【受賞暦】 1999年 JSCA賞佳作賞 木材を活用した学校施設の構造設計(つくば市立東小学校、棚倉町立社川小学校) 1999年 BCS 賞 棚倉町立社川小学校 2009年 日本構造デザイン賞(松井源吾特別賞)地域材活用による一連の構造設計と実験活動　など 【著書】 「ヤマベの木構造」2009.4、2013.5 エクスナレッジ 「世界で一番くわしい 06 木構造」2011.8 エクスナレッジ 「ヤマベの木構造 現場必携ハンドブック」2013.9 エクスナレッジ　など