2月15日(水)に、宮崎市の社会福祉法人「平松保育園」さんの木造園舎新築工事を見学してきました。

扇形に広がる園舎の屋根には、地震時に水平方向に働く力を受け止める為の構造用合板（厚さ24㎜約800枚と厚さ12㎜約270枚）が、台形にカットされて敷き詰められていました。

園舎入口の柱には綾町産の榧（かや）の木が使われており、これから磨き上げられるそうです。

園舎の中心部は、放射状に架けられたスギとヒノキのハイブリット集成材（最大梁成600㎜）の梁によって、大空間を実現しています。

新園舎完成時には、建築敷地に元々生えていたスギの木を輪切りにして、それを使って作った時計を関係者の方々へ記念品としてお配りするそうです。

設　計　者：ＡＡＯ建築アトリエ
施　行　者：株式会社 マスジュウ
木材供給者：株式会社 マキ木材商会
プレカット：ランバー宮崎協同組合
集　成　材：ウッドエナジー協同組合
構　　　造：木造２階建て
延べ床面積：約５７１ｍ^２