みやざき木づかい県民会議

社会福祉法人ひなた会認定こども園日向なないろ保育園へ行ってきました。

　平成３０年８月２８日（火）に、日向市の「認定こども園日向なないろ保育園」を見学に行ってきました。

　園舎の外観は濃茶褐色に統一されており、とても落ち着きがありながら、それでいて洗練された佇まいを感じました。

　玄関横には、保護者が談話できるスペースが設けられていました。

　保育室に挟まれたテラスにはテントが張られていて、スギの良い香りと風通りがとても心地良い空間になっています。
　元々は砂の土場でしたが、スギのウッドデッキに改装して、園児達が砂ホコリを気にせずに思いっきり遊ぶことができるスペースにしたそうです。

　お伺い時は「お昼寝」の時間で、無垢のフローリングの上で園児達が気持ち良さそうに寝ていました。


プレイルームを繋ぐ通路は、大人だと屈まないと通れない位の高さで、子供達にとっては落ち着く隠れ家的な構造になっています。

　０歳児用の保育室外のウッドデッキは、子供達のバランス感覚を育てるためにわざと傾斜が付けられ、また、むき出しの岩を動線上に置く事で、危険感知能力も育むそうです。


軒から長く張り出された庇や寒冷紗を張ることで、夏の日差し入り込んで保育室が暑くならないように、工夫がされていす。

　枕木のトンネル

　ウイスキー樽のジャングルジム

　流木の雲梯（うんてい）

　木製遊具

　ビオトープ

　園庭の木製遊具やビオトープには、立木・枕木・ウイスキー樽が使われ、園児達が喜びそうな仕掛けやアイデアが沢山込められていました。