みやざき木づかい県民会議

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「風の道」を形成した建物 五ヶ瀬町役場

令和3年7月に完成した五ヶ瀬町庁舎。

庁舎の外観は、人目を引くユニークなデザインをしていました。

地場産材を使ったルーバーは、4本1セットで、2階の窓を囲むように並べてあります。

これは、単に並べているのではなく、1セットごと微妙に角度を変えることで、広い窓から差し込む太陽の日差しを調整する、カーテンのような役割をしています。

この木製ルーバーは、将来町有林の伐期に併せて更新する予定で、五ヶ瀬町の木材利用の循環に繋げていくとのことです。

 

また、この庁舎は、他にはない通気システムを構築していて、庁舎正面側の壁面給気口から入った空気は、執務室などを通って、背面上部に抜けていく「風の道」を形成しています。

待合室から自然の風が行き来し、庁舎内は快適な温度が保たれるそうです。

正面入口の自動ドアには、木の板が使われています。

サッシが木製のものは見たことがありますが、扉部分が木製なのは珍しいのではないでしょうか。

1階には休憩スペースが設けられています。

小さな子供用スペースもありました。

一緒に役場に来て楽しく遊べます。

待合室は2階にも設けられています。

窓の開口部が広く、ゆったりとした気分になれます。
外の木製ルーバーのおかげで、太陽の眩しさが軽減され、外から中を見られるということもありません。
ちなみにカウンター下のルーバーも地場産材を使っているそうです。

議場にも案内していただきました。

取材時は議会が近かったため、議会用の机の配置でしたが、机やステージ、演台などは全て移動が可能で、議会以外にも使えるように配慮されています。

天井には木製ルーバーを一面に配置し、木のあたたかみを感じる議場になっています。

窓に注目すると、二重構造になっているのが分かるかと思いますが、ここの空間が、室内から屋上へと繋がる自然風の通り道になっています。

 

ちなみに、執務室の風の通路は、写真奥のコンクリート部分から上に繋がります。

地域資源を活用し執務環境や来訪者に配慮した素敵な庁舎でした。

施設情報

施設名:五ヶ瀬町役場
構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上3階
延べ床面積:3313.66㎡
県産材利用量:75㎥

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